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【バネレート変更】硬くしたら?柔らかくしたら?走りはこう変わる!

Tips

どーも!しゃんばりです!
今日もライテク図書館にお越し頂きありがとうございます!!

前回こちらの記事にて、バネレート変更が急務である旨をお伝えした通り、

急遽バネレートを約21%下げて(16.9kgf/mm→13.4kgf/mm)
関東事務茶屋杯に参戦してきました!

結論からお伝えすると20%Downは流石にやり過ぎだったようで、
常にリアサスがフルボトム(底付き)しまくっている状態。。。

そこで、

15.2kgf/mmのバネ(13.4kgf/mm比で約12%Up)に変更して
にじチャレに参戦してきました!

というわけで、
今回はバネレートを変えると具体的に車両挙動にどのような変化がでるのかを
走行動画を交えながら解説していきたいと思います♪

この記事を読むとこんなことがわかります

  • バネレートを下げ過ぎた「関東事務茶屋杯」は105.4%で撃沈
  • バネレートを上げた「にじチャレ前日練」では103.5%まで回復!
  • にじチャレ本番は2Hとも転倒・・・
  • 次の課題はフロントフォークのバネレート!!


バネレートを下げ過ぎた関東事務茶屋杯は105.4%で撃沈

まずはこちらの動画をご覧ください。

ヤフオクで10万円で買ってきたVTRをレストアし始めてから早半年!?
ようやくヤフオク号の大会デビュー戦です!笑

シェイクダウン後2回目の走行で大会参戦という無茶っぷりですが、
その無茶っぷりがしっかりリザルトにも反映されまして

結果は105.4%

B級タイムすら出せませんでしたww

シェイクダウン後まだ2回目の走行だし仕方がないと見るか、
A級のくせに不甲斐ないと見るかは読者の皆さんにお任せします!笑

要改善点はいくつもあるのですが、
今回はリアのバネレートにフォーカスしてお話していきます♪

まず動画を見て顕著に感じるのが、

待ち時間がとても長い

という点です。

これは上図の通り、そこかしこでリアサスがフルボトムしてしまっており、
バンプラバーを不必要に潰しながら走っているせいで
コーナリング進入時にそのお釣りをもらってしまい、
それが収束するまでコーナリングフォースを高められないことが原因です。

四輪ではバンプラバーを意図的に活用したサスセッティングも存在しますが、
筆者のVTRはそういった仕様にはなっていません

また、これが路面がフラットな場合ならまだいいのですが、
下図のような大きめの路面ギャップが存在するシーンではより顕著でした。

A級にあるまじきバンク角の浅さですよねww
お恥ずかしながら、これでも本人はタイヤのグリップの限界までバンクさせてるつもりです。笑

言うまでもないのですが、
なるべくタイヤのグリップ力の限界付近を維持して走るためには、
多少の外乱・入力では破綻しないサスペンションが必要不可欠です。

今回のケースのように、
ちょっとした入力ですぐに底付きしてしまう場合、

底付き=タイヤに対し急激な荷重変化が生じる

ことになるため、

その急激な荷重変化を許容できるように
常にタイヤのグリップ力を余らせた走り方を強いられる

わけです。

ここまで読んでみて、

え、もしかして、
自分は頑張ってバンクしてるつもりなのに実際は全然バンクできてないのって、
実は底付きが原因の可能性もあるってこと?

そう思われた読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

その可能性は否定できません。

ただ、
ある程度経験値のあるライダーなら乗った感覚で底付きしているかどうかを判断できますが、

まだ不慣れな方の場合、
メタルタッチ(バンプラバーを潰しきって金属同士が接触すること)でもしてない限り、
感覚だけで底付きしているかどうかを判断するのは難易度が高いです。

え、、、
じゃあどうすれば底付きしているかを知れるの??

そんなあなたにオススメしたいのがストロークセンサーの装着です!

上図、サスペンションのロッド部に青い輪ゴムのようなものがついているのが
お分かり頂けるでしょうか?

これを取り付けているだけで、

走行中にサスペンションがどこまでストロークしたのかを走行後に確かめることができる。

という優れものです!

筆者の場合はこれと同じ機能を担う輪ゴムがフロントにもついており、
前後ともフルボトムまであと何mmストロークが残っているか、
いわゆる「残スト」を走行後に確認できるようにしています。

これが有るか無いかでサスセッティングのしやすさが段違いに変わります

ので、
「まだストロークセンサーを付けてないよ!」って方は
なるべく早く装着することをオススメします♪

OHの際などにサス屋さんにお願いすれば装着してくれると思いますし、
暫定的に代用するのであれば

フォークやロッドにタイラップを巻いてあげるだけでも狙いの機能は果たしてくれます!



バネレートを上げた「にじチャレ前日練」では103.5%まで回復!

関東事務茶屋杯、にじチャレと2連戦2連覇を果たしているどmの選手
スーパースローで動画を作成してくださいました♪

こうやってみるとより一層サスの動きが分かりやすいですね!

冒頭で紹介した記事でも解説した通り、まだリアサスの圧減衰過多問題が解決していないので、
これでリアサスは完璧!!というわけではないのですが、

PPSの時のどこでもドリフト仕様より伸び側ストロークが確保できていて進入時の安心感があり、
それでいて茶屋杯の時のそこかしこでフルボトムする症状も改善!

茶屋杯の時には攻めきれなかったような路面ギャップのあるシーンでも
比較的深いバンク角で攻めていけるようになってきました♪

上の動画ではタイムが1分6秒2でしたが、サス以外にもうひとつ、
とある部品を変更したところ、
ここまで減ったタイヤでもタイムを1秒短縮し1分5秒2がベストタイムとなり、

B級タイムすら出せなかった茶屋杯から大幅改善の103.5%となりました♪

そのとある部品が何だったのか!?
については、また別の記事でご紹介しますね♪



にじチャレ本番は2Hとも転倒・・・

そんなこんなでまだまだ課題は山積みなものの、
茶屋杯よりはマシなタイムが残せるだろう!と意気込んで臨んだにじチャレでしたが・・・

実況でも言っているのが聞こえる通り、
この日、このセクションで転倒している人が非常に多かったです。

それが分かってるんだから抑えて走ればよかったんですが、

1H目にタイムが残らなかったからと言って、
2H目を置きに行くような走りはするな。

筆者がまだC1の頃、B級になかなか昇格できずに悩んでいた時、
とあるA級選手が自分にアドバイスしてくれた言葉です。

この言葉を筆者は今でも大切にしているので、
2H目も全開で攻めていくと決めて出走しました。

やはり全く同じセクションでスリップダウン。

リアサスのバネレートUPの効果を測ることが出来なかったのは残念ですが、
今回に関しては仕方がないですね。

滑りやすいとわかっていながら
滑りにくい操作・滑りにくいラインを選択できなかった自分の技量不足です。



次の課題はフロントフォークのバネレート!!

楽しみにしていたにじチャレは不完全燃焼に終わってしまいましたが、
前日練との2Daysでセッティングに関してはかなり情報収集が出来ました。

ひとまずリアサスの圧減衰Downは変わらず必須項目として、

追加でフロントのバネレート過多の疑いが浮上してきました。

実はフロントのバネレート過多の症状は事務茶屋杯の時から感じていたのですが、
当時はリアのバネレート不足からくるものの可能性が拭いきれていませんでした。

そこで、先にリアサスのバネレートを上げてみて、
それでもまだフロントのバネレート過多の症状がでるかどうかを確認したのです。

結果、

リアのバネレートを適正範囲内に変更しても、
フロントのバネレート過多の症状は改善しなかった

という結論に至りましたので、
次戦、4月に控えるJAGE杯 開幕戦までにフロントのバネレート過多を改善する。

これを目指して残りの数週間で調整していこうと思います!

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