どーも!しゃんばりです!
今日もライテク図書館にお越し頂きありがとうございます!!
この記事は「モトジムカーナ初心者が最初に練習すべきこと」の記事の続きです!
その記事をまだお読みでない方は下記リンクから先にご覧ください♪
さぁ!皆さん上記リンクの記事は既にお読み頂けましたね?
では早速「モトジムカーナ初心者の方が、まず最初に練習すべきこと」の2つ目のご紹介をしていきましょう!!
初心者でも200馬力のバイクを全開にできるのか!?
突然ですが、読者の皆さんはもし200馬力のバイクに乗ったとして、スロットルを全開にして加速することはできますか?
おぉ~!「できない」「難しい」「怖い」といった声がディスプレイ越しに聞こえてきますね~♪笑
でも、実は初心者だったとしても、200馬力のバイクに乗ってスロットル全開で加速できる裏技があるんです!!
裏技:ハイギア/低回転で加速する
最近はEV普及の流れもあるので、今後200馬力のEVバイクが登場してきてしまうとスロットル全開は難しいかもしれませんが、ICE(エンジン)のバイクであれば、ギアはハイギアを選択し、且つ低回転域であれば、意外とスロットル全開にしても全然怖くないんです!
わざわざ200馬力のバイクをレンタルしてまで試す必要はありませんが、騙されたと思って是非一度ご自身のバイクで試してみて下さい!
例えば、普段やっている8の字の練習の時でもいいですし、ウォームアップコースでも構いません。
普段走っているギアより1つ上のギア(普段1速で走ってるなら2速)で走ってみて下さい。
十中八九、普段のギアでスロットル全開にするより楽に全開にできるかと思います!
は?そんなんイチイチやらんでもわかるわ!ナメとんかワレ!
と思ったそこのあなた!その威勢のよさ、最高です!笑
リアタイヤの接地感を養うには全開加速が最適
前の記事でフロントタイヤの接地感を養う為に、目標制動の練習をしましょう!と紹介しました。
では、リアタイヤの接地感はどのように養ったらいいのでしょうか?
お察しの良い方なら既にお気づきかもしれませんが、フロントタイヤは「制動」が最も接地感を感じやすく、リアタイヤは「加速」が最も接地感を感じやすいのです!
ですが、ここで1つ問題があります。
初心者にとって、「スロットルを全開にして加速する」というのは非常にハードルが高いのです。
理由はいくつかあると思いますが、そのうちの大きな要因として下記の2つが挙げられると考えています。
・急制動は教習所で練習するのに対し、全開加速は教習所では求められない場合が多い。
・急制動は速度が落ちる方向の操作に対し、全開加速は速度が上がる方向の操作である。
ですが、モトジムカーナはタイムの早さを競う競技ですので、「怖いから全開加速できない」なんて悠長なことを言っている場合ではありません。
そこで有効になってくるのが先述の「1つ上のギアで走る」ということです。
1つ上のギアであれば先述の通り、全開で加速する際の恐怖心が薄れ、楽に全開にすることができます!
そして、スロットルを全開にして加速する経験を積めば、フロントの話と同様に、「接地感」が感じられるようになり、「接地感」が「安心感」を生み、その「安心感」が「もう少し攻めてみよう」という気持ちを芽生えさせるのです!
そこまで行ってしまえば、もう1つ上のギアを使わなくとも、いつも通りのギアでも全開加速ができるようになっていることでしょう♪
さて、ここでこんなことを思った方はいらっしゃいませんか?
2速の全開加速より1速で半開の方が加速が早い気がするんだけど、、、
だとすると、2速の全開加速より1速の半開加速の方が接地感を感じやすいんじゃないの?
めちゃくちゃ鋭いですね~!!
実は、1つ上のギアを使って全開加速の練習をするのがオススメな理由は他にもあるんです!
1つ上のギアで全開加速の練習をするのがオススメな理由
かなりバイクに慣れてた方であれば、普段通りのギアで全開加速の練習をして頂いても全然問題ないのですが、初心者の場合それだと接地感を感じられる時間が短すぎるのです。
1速半開加速
強い接地感を感じられるが、回転数がすぐに上がってしまう為、接地感を感じられる時間が短い
2速全開加速
1速での加速ほど接地感は強くないが、回転数の上昇が穏やかで、接地感を感じられる時間が長い
初心者の場合、ただでさえ1速の加速が恐いのに、接地感を感じられる時間がほんのちょっとしかないと、事実上接地感を感じることができない場合が多いです。
逆に、2速であれば、1速よりも加速が穏やかな上、エンジンの回転上昇が1速に比べてゆっくりなので、エンジン回転数が頭打ちするまでに時間的余裕があり、初心者でもリアタイヤの接地感を感じる余力が生まれます。
フルバンク状態でも目標制動や全開加速ができるか?
前回の記事と今回の記事を踏まえ、目標制動と全開加速の練習によって前後の接地感を感じられるようになるということと、それによる恩恵がお分かり頂けたかと思います。
しかし、その「接地感」をより実践的に活用できるようになる為には、もう一声の工夫が必要です。
では、ちょっとこちらの動画をご覧ください。
動画の40秒あたりで出てくる「Iの字」は、8の字のような切り返しがない分、加速や減速に集中することができる為、接地感を感じられるようになる練習として最適だと思います。
そして、前回の記事で紹介した練習法とは異なり、車体がバンクしたまま加減速を行っていることが見て取れるかと思います。
そうです。皆さんにもこのように、バンクしまま目標制動と全開加速を。
更に言えば、フルバンクしたまま目標制動と全開加速ができるようになって頂きたいのです。
以前こちらの記事でも紹介しましたが、フルバンクしたまま加速する技術は今後の上達を見据えた際に必要不可欠と言っても過言ではありません。もちろんフルバンクしたままの制動もしかりです。
備考:加速の際は車両を起こすべきという考え方もありますが、フルバンクしたまま加速できる技術がなく、起こして加速しかできないのと、フルバンクしたまま加速できる技術を持ち合わせつつも、起こして加速するという選択をするのでは意味が全く異なります
目指せ接地感マスター!
初心者にとって、フルバンクするのも難しい中で、フルバンクしまま目標制動と全開加速ができるようになれなんて過酷だということは重々承知しています。
しかし、まず前回の記事で紹介したような直立直進状態での目標制動と全開加速の練習をしてみると、それに慣れてきた頃には「接地感」が「安心感」になり、「安心感」が「もうちょっと攻めてみよう」という気持ちを起こさせてくれることに気付けると思います。
そうなってくれば、いきなりフルバンクとは言わず、徐々に徐々にバンクしてみて、徐々に徐々にバンク角を増やしていくことで、最終的にフルバンクしたままの目標制動と全開加速ができるようになります。
ここまで来たらあなたは紛れもない接地感マスターです!!
最初から難しいことに挑戦せず、まずは自分ができそうなところから試してみて下さい♪
おわりに
今回は「初心者が200馬力のバイクで全開加速!」と題して、前回ご説明したフロントの接地感の話に続き、リアの接地感についてご説明してみました。
いかがだったでしょうか?
もしご意見やご質問などありましたら、お気軽にコメント頂けますと嬉しいです♪
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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