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【覚えてはいけない】 ジムカーナのコースが覚えられない人の間違った覚え方

Tips

どーも!しゃんばりです!
今日もライテク図書館にお越し頂きありがとうございます!!

先月、キョウセイドライバーランドにて開催された、モトジムカーナ中部大会。
A級トップ選手ですら完走に2分弱かかる壮大なコースだった為、ミスコースする選手が続出しました。

そして先日、
埼玉スタジアム2002で開催されたNAPS MOTOGYM 関東 2025。

こちらはA級トップ選手が50秒弱で完走する非常に短いコースでしたが、
にもかかわらず、ミスコースする選手が続出しました。

一方で、

2分のコースだろうと50秒のコースだろうと、
ほとんどミスコースしない選手もいるわけです。

そこで今回は、

コースをしっかり覚えられる選手と覚えられない選手に覚え方の違いはあるのか?
コースを間違えないようにするにはどうすればいいのか?

について解説していきます♪

この記事を読むとこんなことがわかります

  • そもそも走行中にコースを思い出している時点でNG
  • コースが覚えられない人の覚え方 3選
  • 劇的にミスコースを減らす手順
  • ミスコースを減らしつつタイムアップを図れる秘訣


そもそも走行中にコースを思い出している時点でNG

まず本題に入る前に例え話をさせて頂きたいのですが、

お仕事をなさっている方は
「職場への通勤路」を想像して下さい。

お仕事をなさっていない方は
「普段よく行く場所」(ナビを使わずに行ける場所)
への道順を想像して下さい。

では、

自宅を出発し、最初に曲がる交差点を思い出して下さい。

そして、

「その交差点を曲がった先の風景を思い出して下さい」

どうでしょうか?

恐らく、
曲がった先にはコンビニがある。家がある。畑がある。川がある。木々が生い茂っている。などなど。

曲がった先に何があるかを「Google mapのストリートビューのように」
思い出すことができるのではないでしょうか?

では、次に1つご質問です。

皆さんは通勤中、もしくはよく行く場所へ向かう道中に、

「次はこの交差点を右折して・・・」と道順を思い出しながら走っているでしょうか?

恐らく多くの方は

いちいち思い出さなくても行けるだけじゃなく、
他のことを考え事をしながらだったり、音楽を聴いたりする余裕すらあるのではないでしょうか?

そうなんです。

真の意味で覚えられている道は、思い出す必要がない。

ということがお分かり頂けるかと思います。

もちろん通勤であれば
「えーっと次に曲がる交差点は・・・」と思い出しながら走っても支障はありませんが、

ことジムカーナにおいては、
約1分半という短時間で何十本ものパイロンを旋回しなければならないので

道を思い出している時間なんて当然ありません。

すなわち、通勤路の例と同様にモトジムカーナのコースも

「思い出そうとしなくても走れる」くらい「真の意味で覚える」必要がある

というわけです。

いやいや、、、
そんなん出来るわけないじゃん。。。

って思いました?笑

そう思ったあなたこそ!
この記事を最後まで読んでみて頂きたいです♪


コースが覚えられない人の覚え方 3選

【Case.1】 コースをセクション毎に区切らずに覚えようとしている

このパターンは、
ある程度モトジムカーナに慣れてきた人にはあまり当てはまらないとは思いますが、

当サイトには
モトジムカーナに興味があるけどまだ初めてない方」や
最近始めたばかりの方」も来てくださっているので、

そういった方の中には当てはまる方もいらっしゃるのではないかと思います。

まずはこちらをご覧ください。

これは先日のNAPS MOTOGYM関東で実際に使用されたコース図です。

トップ選手であれば50秒弱しかかからない、
モトジムカーナにおいては比較的短めなコースではありますが、

モトジムカーナにまだ慣れていない方が見ると、多くの方が

「覚えられる気がしない」

と仰るかと思います笑

ですが、セクション毎に分割してみると、意外と覚えやすいんです♪

まずスタート直後はオフセットスラロームです。
オフセットスラロームを終えたら、1つ目のゲートの周りを1周回ってから
2つのゲートの間を通過します。

※既にジムカーナに慣れている人には「のの字してからゲート通過」
といった方が伝わりやすいかもですね♪

ゲートを通過したら左回転して
直線スラローム(通称直スラ) → ゲートをUターン(通称フリーターン) → 直スラ
右回転した後にゲート通過
オフセットスラローム → 最後のパイロンで回転してゴールです!

いかがでしょうか?

丁寧に説明する為にあえて細かく分割しましたが、
実際にモトジムカーナに慣れてくるともっと大まかに分割するだけで覚えられるようになります♪

【Case.2】 コースをコース図の通り覚えようとしている

さて、
さすがにモトジムカーナに慣れてきている方は①に該当する方は少ないとは思いますが、
意外とこの「コース図の通りに覚えようとしている」方は多かったりします。

しかし、実はコース図に書かれているパイロンや走行ラインは
実際のコースのパイロン配置とは乖離がある場合が多い為、

絶対にコース図を見たままの通りに覚えようとしてはいけません。

先ほどのNAPS MOTOGYM関東のコース図を例にしてみましょう。

例えばここのセクション

コース図ではゲートを通過した後、

一度左に振ってから 赤→青→赤→青→赤 の順で
オフセットスラロームをするように書かれています

が、

実際にはゲート通過後の赤パイロンはかなり画面上側に配置されており、
ほとんど直線的に通過できるようなレイアウトになっていました。

つまり、元々のコース図に書かれていたような
「ゲート通過直後から始まるオフセットスラローム」ではなく、

実質的に

「ゲート通過後、赤パイロンは素通りしてから始まるオフセットスラローム」

になっていたわけです。

にも関わらず、
コース図に書かれている通りに

「ゲート通過した後はオフセットスラロームだ」

という風に覚えてしまうと、

実際に走行した時に「あれ?次どのパイロンだっけ?」となってしまいます。

コース図はあくまで「道順を覚える為」だけのツールとして捉え、
コース図に書かれたまま覚えようとするのはNGです。

実際のコースを走行した車載動画を頂いたので、
簡単な解説動画も作成しました!

興味がある方は見てみて下さい♪

【Case.3】 コースを第三者視点で覚えようとしている

既にモトジムカーナの練習会に参加したことがある方であれば、
こんな風にコースを覚えている、もしくは思い出している人を見かけたことがあるのではないでしょうか?

もちろん筆者も、

練習会などで「コースウォークから出走までの時間が短く、コースがうろ覚えな時」は、
「スタート前に再確認の意味で」こういった動作をすることもあります。

一方で

大会のように走行1本目からタイムを出す必要があり、
「完璧にコースを覚えたい」場合にはほぼやりません。

理由は、

「コースの外から見た風景」でコースを再確認する行為は
ミスコース防止に対してあまり効果的ではない

からです。

もし

上記のCase.1~3に当てはまったよ!という方、
もしくは当てはまりはしなかったけど、ミスコースが多くて悩んでる。。。

という方は、後述の手順でコースを覚えるようにしてみてください♪



劇的にミスコースを減らす手順

① コース図を見て、コースをセクション毎に分割する

先述の通り、まずはコースをセクション毎に分割しないことには始まりません。

分割の仕方は先に紹介した通りです。

※この①の手順は必ずコースウォークをする前に行って下さい。

② コースウォークしながら、セクションの分け方を修正する

これも先述の通り、コース図に書かれているセクションと実際にパイロン配置には乖離がある場合が多いです。

実際に歩いてみて、

このパイロン配置ならセクションはこういう風に分けた方が覚えやすいな

という点を探して、イメージを修正していきましょう。

・コース図ではオフセットされてるけど実際にはそこまでオフセットされてない
・コース図ではゲートっぽく描かれてるけど、実際はそのうち1本は無視できる

など。

③ スタートからゴールまで、
全てのパイロンの「旋回した後の景色」を静止画のように記憶する

ではここで、冒頭の通勤路の話を思い出してみてください。

最初に曲がる交差点をイメージし、
そこを曲がった後の景色をストリートビューのように思い出せましたよね?

それと同様に、

コースもパイロンを旋回した後の景色を記憶し、後で思い出せるようにしてください。

※この②と③の手順は必ずコースウォークの時間内に終わらせて下さい

④ 目をつぶって脳内でコースウォークする

スタートからゴールまでの全てのパイロンにおいて、

「旋回した後の景色」がしっかり順番に思い出せるかどうかを確認してください。

もし「旋回した後の景色」が全く思い出せないパイロンがあったら、
実際にコースの近くまで行って思い出して下さい

※この時、既にコースウォークの時間は終わっていてコース内には入れないはずなので、
ストリートビューの視点では確認することはできませんが、

手順③の段階でしっかりストリートビュー視点で覚えておけば、
コースを外から見ただけでもストリートビュー視点の景色を思い出すことができると思います。

⑤ 目をつぶって脳内で走行する

手順④の時点では
「え~っと次のパイロンを旋回した後の景色は・・・」と、
思い出す時間が多少かかっても問題ないです。

が、実際に走行する際は「え~っと・・・」なんて思い出している時間はありません

全てのパイロンにおいて

「遅くとも1秒以内には旋回後の景色が思い出せる」

という状態になるまで、脳内での走行を繰り返し実施して下さい

筆者の場合は

遅くとも1秒以内に旋回後の景色が思い出せなければスタートからやり直し

という感じで行っています。

筆者の脳内を直接お見せすることは現代の科学では困難なので、
先の走行動画を編集して、筆者の脳内を再現してみました♪

筆者は普段コースウォークを終えてから出走までの間、
ずっと脳内でこれを繰り返している感じです♪



ミスコースを減らしつつタイムアップを図れる秘訣

さて、ミスコースの頻度を減らしたいだけであれば、

先述の手順①~⑤を完璧に実施してもらえれば、
大会での致命的なミスコースをする回数はかなり減らすことが可能です。

ただ、
出来ることならミスコースを減らすだけでなく、同時にタイムアップも図りたいですよね!?

そこで最後に、
筆者がコースウォーク中に実践しているタイムアップのコツをお伝えします♪

手順3.5 スロットルを開け始めるポイントを見極める

先述の手順③の時、併行して

次のパイロンに向かってスロットル全開で立ち上がっていくラインを想像し、
そのラインに乗せる為にはどこからスロットルを開け始めればいいか

を脳内でイメージしてみて下さい。

これはグランツーリスモというゲームをやったことがある人にしか伝わらない例えですが、

引用:https://www.famitsu.com/news/201311/21043399.html

グランツーリスモには初心者向けに
走行ラインや減速区間を視覚的に表したラインを表示してくれる機能があり、

自分はコースウォークしている時、脳内でこれと同じような線をイメージしています

そして特に、

青い線が始まるポイント(スロットルを開け始めるポイント)

を強く意識しています。

あ、今

「え、それだけ?そのくらい自分もやってるよ?」

と思いましたね?

そんな方はこちらの記事内にある、

「練習会で出せるタイム比が大会だと出せない」にて、ケーススタディとして紹介している
【2つ目】練習会で数本走り込めば、以降は目標タイム比が安定して出せる

を読んで見てください♪

コレをしっかり実践していければ着実にタイムアップが図れるよ!
という、とっておきの方法をご紹介しています!



いかがだったでしょうか?

実は筆者も、昔はちょくちょくミスコースをやらかしがちでした。

しかし、今回紹介した方法を実践するようになってからは

劇的にミスコースを減らすことができ、
且つ、走り込まずとも、2Hできっちりタイムが出せるようになりました!

もし、

・モトジムカーナに興味はあるけど、コースが覚えられそうにないから躊躇している
・ミスコースが多くて悩んでいる。

といった方がいらっしゃいましたら、是非今回ご紹介した方法を試してみて下さい♪

ではまた!



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