どーも!しゃんばりです!
今日もライテク図書館にお越し頂きありがとうございます!!
モトジムカーナに興味はあるけど、どうやって始めたらいいかわからない・・・
そんな方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、モトジムカーナの始め方についてご説明していきたいと思います♪
この記事を読むとこんなことが分かります
- こんな人にはモトジムカーナをオススメしません
- こんな人にこそ、モトジムカーナはオススメ!!
- まずは今の環境を肯定して始めよう!
- 愛車を絶対にコカしたくない方にオススメの練習会!
- 最低限の装備
こんな人にはモトジムカーナをオススメしません
まず始め方についてご説明する前に、モトジムカーナの世界に足を踏み入れるのをオススメできない方についてご説明したいと思います。
オススメできない人 その1
速さだけを追求することに強い嫌悪感を抱いてしまう方
モトジムカーナは安全運転講習系から派生した競技という歴史を持ちつつも、現代においてはかなり安全運転要素は薄れてきています。
中にはライディングの上手い下手やマシンの見栄え等はどうでもよく、速く走ることが最優先という考えの方も少数派ながらいらっしゃいます。
そういった方の言動を見聞きした時に不快感、嫌悪感を抱いてしまう方がモトジムカーナを始める場合は事前にしっかりと心構えをしておく必要があります。
オススメできない人 その2
レギュレーションのグレーゾーンが気になってしまう方
安全運転要素が薄れ、競技要素が強くなってきたとはいえ、まだまだ他のモータースポーツと比べるとレギュレーションに存在するグレーゾーンが多い印象があります。
そこに課題感を持っている一部の選手達の動きにより、時代が変わろうとしてきてはいますが、今はまだ過渡期といった印象です。
今後、徐々に徐々にそこが明確化、厳格化されていくのだろうと推察しますが、今はまだレギュレーションを満足しているのか、違反しているのかがケースバイケースで判断されるような事例も多々ある状況の為、そういった環境が気になってしまう方がモトジムカーナを始める場合は、今は過渡期なんだと広い心で受け止める準備をしておく必要があります。
オススメできない人 その3
マーシャルがミスジャッジしたら激怒してしまう方
そうは言ってもやはり元祖は安全運転系であるため、足つきやパイロンタッチ、ゴール不停止によるペナルティが存在します。
この点は安全運転大会と同じですね!(安全運転大会の場合はタイム加算ではなく減点ですが)
しかし安全運転大会と違って、2分弱のコースを同時に複数台が走行する環境にもかかわらず、数人のマーシャルで足つきやパイロンタッチのチェックをしている為、どうしてもミスジャッジが発生することがあります。
ここに関しても何かシステム化して厳格化できないのか?といったディスカッションがなされている最中ですが、様々な事情が複合的に重なり一朝一夕でどうこうなるような話でもないというのが現状です。上記同様に過渡期といった印象ですので、同じく広い心が必要です。
オススメできない人 その4
参加費を払ってるんだから参加者はお客様でしょ?という思想の方
その2、その3とも関連するのですが、運営上の都合でどうしても十分に厳格化できない穴のような部分が認定大会しかり、地方大会しかり存在している状況です。
そんな中で運営をスムーズに行う為には、参加者たちの協力が不可欠です。
これは大会だけでなく練習会も同様で、現状、全国各地で開催されている多くの練習会が主催者のご厚意で開催されています。
大会の運営はもちろん、練習会も同様に事故なく不具合なく運営を継続していく為には主催側の途方もない尽力が必要となります。
それを参加者側も理解し、自分たちも運営をサポートしよう!という姿勢で参加することが今後も楽しくモトジムカーナを続けていく為に必要不可欠です。
とはいえ、この記事に興味を持って下さった方は恐らく「基本的に大会は出るつもりない」とか「しばらく大会は出るつもりない」という方が多いと思いますので、現時点では大会に関連する注意点である「その2」と「その3」は無視して頂いて問題ないかと思います♪
まずは最低限「その1」と「その4」の考え方が許容できるかどうかだけチェックしてみて下さい!
こんな人にこそ、モトジムカーナはオススメ!!
続いてモトジムカーナを是非オススメしたいという方をご説明します♪
向上心のある方 全員です!!
冒頭でオススメできない人についてご説明しましたが、
「こういう人はジムカーナしないで下さい」
と言いたい訳ではありません。
せっかく思い切ってモトジムカーナの世界に飛び込んで下さったのに、もしかしたら不愉快な想いをしてしまうかもしれないという注意喚起の意を込めてご説明致しました。
では、なぜ向上心のある方全員にオススメできるのかというと、他のモータースポーツに比べ、非常に公道での走行環境に近いシチュエーションでの技術を習得できるからです。
すなわち、モトジムカーナを経験して何かしら得られたスキルは、すぐに普段の公道走行で有効活用できるということです!
よく、ライディングが上手くなりたいならオフロードがオススメ!とか、トライアルがオススメ!みたいな話も耳にしますが、皆さんが公道を走行する際、オンロードを走行する割合とオフロードを走行する割合では前者の方が多い方が大多数ではないかと思います。
また、「もう少し技量があったらな」と感じるシーンというのは大抵が街中やワインディングかと思います。
少なくとも日本国内においては、そのような環境の制限速度は40~60km/h(60は法定速度ですが)ということを考えると、アスファルト路面でその速度域の走行を練習することになるモトジムカーナは、非常に効率が良いと考えられます。
(※オフロードやトライアルでは効率が悪い、上手くなれないという意味ではありません。余談ですが、筆者はモトクロスもトライアルも経験したことがあり、その魅力や難しさも十分に理解しているつもりです。)
従って、
とにかく今よりもライディングテクニックを向上したい!上手くなりたい!
今はツーリングに行くのすら怖いけど、少しでも上手くなって公道を安心して走れるようになりたい!
という方は特にピッタリ!!というわけです♪
「オススメできない人 その1」では、ライディングの上手い下手やマシンの見栄え等はどうでもよく、速く走ることが最優先という考えの方もいる。とお伝えはしましたが、反対に安全運転大会経験者や、安全運転講習会出身の方、現役指導員、元指導員の方など、筆者同様に安全運転系を経験したのちにモトジムカーナの世界に足を踏み入れた方も多くいらっしゃいます。
速さだけを追い求める世界ならやめとこうかな・・・
と臆する必要は全くありません!
まずは「昨日の自分よりちょっとでも上手くなりたい」それだけの動機で十二分です!
まずは今の環境を肯定して始めよう!
さてさて、
向上心のある方。すなわち今このサイトに訪れて下さった読者様は、皆さんモトジムカーナをオススメできる方なわけです!
ですが、皆さんの中にこう思っている方はいらっしゃいませんか?
・ジムカーナってよく転倒するイメージだし、大事な愛車で転ぶのは嫌だ…
・ツナギとか特別な装備も持ってないし、装備を揃えるのってお金かかりそう…
・ジムカーナ車両ってみんなエンジンガードつけてるけど、あれって高いんでしょ?
心配いりませんよ!!
もちろん、1000分の1秒を争うレースの世界に足を踏み入れるのであれば、それ相応の装備が必要になります。
しかし、あなたが今やりたいのは1000分の1秒の争いでしょうか?
「昨日の自分よりちょっとだけ上手くなりたい」というマインドであれば、必ずしも最初から重装備を揃えなくても大丈夫です!
もしかしたら「試してみたらあんまり面白くなかった」「思ってたのと違った」となる可能性もありますから、初期投資のあまりお金をかけるのはオススメしません。
まずは今お持ちの車両、普段ツーリングに行く時の装備から始めてみましょう。
それで「あ、面白いかも」「もっと上手に乗りこなせるようになりたい」と思ってから装備を揃えても全く遅くはありません!
特別な装備が要らないことはわかったけど、
もし愛車で転倒してしまったらショックで立ち直れないよ…
という方の為に、オススメの練習会をご紹介させて頂きます♪
愛車を絶対にコカしたくない方にオススメの練習会!
モトジムカーナの練習会は全国各地で行われていますが、その多くが参加者ご自身の車両を使うことが前提とされています。
もちろん「愛車で転倒したい!」なんて人はほぼいませんので、皆さん転ばないように練習に取り組むわけですが、それでも万が一の転倒というのは起こり得ます。
そんな万が一、億が一、無量大数が一でも愛車を転倒させたくない!!!!
という方には、「レンタル車両」を用意して下さっている、「長野モトジムカーナ練習会」に参加してみましょう♪
https://naganogymkhana.com/experience
筆者が知る限り、ここまでご丁寧にレンタル車両をご準備下さっている練習会はそう多くありません。(もしかしたら長野練だけかも?)
え、でももし転倒して傷つけちゃったら弁償しないといけないんだよね?
ご安心下さい!利用規約には下記のように記載されています。
利用規約1:車両破損について
・通常の使用方法による車両破損について、傷や軽微なものは修理費等の請求はいたしません
・想定外の使用方法による部品交換・修理を含む破損の場合は部品代、修理費等を実費請求といたします
・破損や故障の際は走行を中止して必ず事務局にお知らせください
・申込フォームにて修理費についての内容に同意していただきます
※2024年9月2日執筆時点での引用です。
正確な規約は上記URLより長野練サイトにアクセス頂き、最新版をご確認下さい。
こんな手厚い練習会見たことありません笑
どうですか?もう参加してみるしかありませんね!笑
最低限の装備
「まずは今お持ちの車両、普段ツーリングに行く時の装備から始めてみましょう。」とお伝えはしましたが、
普段のツーリングは半ヘル・半袖・半ズボン・素手・サンダルが基本装備です!
という方は残念ながらそのままの装備ではご参加頂けません。。。
長野練のサイトでは下記のように記載されています。
https://naganogymkhana.com/safetyrules/safety/
服装(上半身)
オートバイの走行に適していると思われる服装。
最低限、肘のプロテクター類は必須とします。
胸部のプロテクターも推奨します。
鎧と呼ばれる類のプロテクター(肘、肩、脊椎、胸部のプロテクター)がお勧めです。
服装(下半身)
オートバイの走行に適していると思われる服装。
最低限、膝のプロテクター類は必須とします。
膝カップ入りの革パンやライダースパンツがお勧めです。
プロテクターなしのジーンズなどでの走行はお断りさせていただきます。
プロテクターはハードカップのしっかりした物の方がより防護力が高いことは間違いありませんが、必ずしも高価な専用品が必要と言う訳ではありません。
まずは試しにモトジムカーナを経験したいという場合、スポーツショップやホームセンターなどで汎用の物で代用することも可能と思います。
なお、練習会での怪我や事故につきましては全て自己責任となりますので、そういった点も考慮してプロテクターを選んでください。
※2024年9月2日執筆時点での引用です。
正確な規約は上記URLより長野練サイトにアクセス頂き、最新版をご確認下さい。
車両がレンタルできるとはいえ、
上記の条件を満たす装備は最低限揃えておく必要がありますのでご注意下さい♪
もちろんご自身の車両でも参加可能です!
先述の通り長野練であれば車両レンタルは可能ですが、もちろんご自身の車両でご参加頂くことも可能です!(違法改造車でなければ
その際も同様にご自身の身を守る最低限の装備は必要となりますのでお忘れなく♪
まとめ
色々長々と書いてしまいましたので、スターターセットと称してモトジムカーナを始めるにあたり必要なものをまとめさせて頂きます♪
【モトジムカーナスターターセット】
・速さだけを追求する人が一定数いるが、あまり気にしない心
・練習会主催者への感謝の気持ちと、参加者も運営をサポートする姿勢
・「昨日の自分よりちょっとだけ上手くなりたい」という向上心
・最低限の装備が揃っているならまずは今ある装備でOK
・最初の一歩には長野ジムカーナ練習会がオススメ!
おわりに
今回は「モトジムカーナの始め方&スターターセット」と題して、モトジムカーナがオススメできない人、オススメできる人と併せて、最も敷居の低いと思われるモトジムカーナの始め方をご紹介させて頂きました。
いかがだったでしょうか?
もしご意見やご質問などありましたら、お気軽にコメント頂けますと嬉しいです♪
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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