どーも!しゃんばりです!
今日もライテク図書館にお越し頂きありがとうございます!!
ヤフオクで10万円で買ってきたVTR250を全バラし、
OH済みエンジンに載せ替えたり、魔改造スイングアームを作ったりと紆余曲折を経て
とりあえず走行できる状態になったのが今年の2月。
そこから突貫工事的に大まかにセッティングを出していき、
関東事務茶屋杯・JAGE杯・にじチャレ・中部大会・愛媛D杯と、
色々な大会に参戦しながら併行してマシン作りをしてきました。
本来なら
大会参戦結果をレースレポートとして記事にすべき
とは思いつつ、マシン作りの最中ということもあり、
どうしても車体の要改善点のボリュームが多くなってしまう為、
これまでは「Tips」や「VTR250」というカテゴライズで記事にしてきておりました。
が、
マシン作りを始めて5か月。
ようやくレース自体の反省ができるレベルにまで車体が仕上がってきた
ので、
今後は自身の成績のトレーサビリティも考慮し、
「レースレポート」というカテゴライズの記事も書いていこうと思います。
「レースレポート」の建付けだとあまり閲覧数が伸びないようであれば
次回以降このカテゴライズはなくなるかもしれませんので、
今後も引き続き読みたい!という方は是非SNSでのシェアをお願いします♪
この記事を読むとこんなことがわかります
- JAGE杯 開幕戦の結果おさらい
- 1H目のリザルトと反省点
- 2H目のリザルトと考察
- 次戦 北陸大会に向けて
JAGE杯 開幕戦の結果おさらい
大会開始時にはドライだったものの、1H目の途中から雨が降り出し、
B級出走時にはしっかりウェット路面となってしまったJAGE杯2025開幕戦。

結果としては、
ウェット路面をもろともせず、圧巻の走りを魅せたB級の江間選手が総合優勝を果たし、
次いでA級の辻家選手が総合2位。
他にもA級吉野選手・関根選手がポイント獲得圏内にランクインするも、
この4名以外でポイントを獲得したのはC1・C2選手という展開。
➡ 2025年シリーズポイントランキング
まさに波乱の開幕となった。
今年A級昇格をもくろんでいるB級選手はもちろん、
開幕戦がノーポイントとなってしまったA級選手も
今回獲得できるポイントによって年間ランキングが大きく変動する重要なレース
となる。
一方、筆者はというと、
練習会で走り込めば101%前後が出せるようにはなってきたものの、
まだ2本だけの走行で限界を引き出せるほど、
マシンとのシンクロ率を高められていない状況。
絶対にポイントを獲得してやる!!と意気込めるほどの状態にまでは仕上げられておらず、
「あわよくばポイントを獲得したい」というのが正直なところだった。
1H目のリザルトと反省点

引用:https://x.com/SayaColor_saya/status/1941649737381446008/photo/1
今回のコースはスピードを殺されるようなセクションがほぼなく、
終始流れるようにラインをつなげていけるコースだった為、ローパワーなVTRでも割と成績が見込めるコース。
VTR乗りの自分としては
・多少距離を走ってしまったとしてもボトムスピードを落とし過ぎないこと
・なるべく早くスロットルを開けて立ち上がれるようにクリップを意識
この2点を特に意識してコースウォークを実施。
その結果がこちら。
1H目のリザルト
1分31秒518でA級7番手のタイム。
一見好調そうに見えるが、
A級6番手は1分30秒480と1秒以上のギャップあり。
また、B級も上位3名が1分30秒台を叩き出しており、
ポイント獲得の為には最低でも30秒台前半にいれるのが必須条件といった印象。
A級上位勢は全員確実に29秒台にいれてくると思われた為、
場合によっては30秒台前半でもポイント圏に届かない可能性すらある。
1H目の反省点
・多少距離を走ってしまったとしてもボトムスピードを落とし過ぎないこと
・なるべく早くスロットルを開けて立ち上がれるようにクリップを意識
の2点がVTRでタイムを出す為に必要なキーポイントだと認識していたにも関わらず、
コースウォークのツメが甘く、意図せずタイトにまとめてしまった箇所や、
もっと早く開けられたセクションがあった。
例えば序盤の4連270°セクション。

ここはクリップ付近で一瞬コツンとフルロックに当てるようなイメージで1H目を走ったが、
実際に走ってみると、
フルロックに当てない方が速い可能性があると感じた。
また、ゲート通過後にクランクに向かってUターンするエリア。

ここもいつもの癖で画像赤〇部にクリップを取ってしまっていた。
しかし、実際にはもっと手前にクリップを取り、
次のパイロンまでを大きいRでつなぐ方が
ボトムスピードを必要以上に落とさずにコーナリングすることができ、
且つ次のクランクまで直線加速区間を長くとることができる。

ゴール前の回転も、コース図上は360°回転になっているが、
実際には300°程度回転したところから加速し始められるレイアウトになっていた。

1H目が細かいミスはあった一方で、大きいミスがあったわけではなかったので、
この辺の修正のみで1秒稼げるかは正直自信がなかったが、
細かいミスの修正+上記ライン取りの改善のチリツモで
何とか30秒台前半まではタイムアップできたらと考えた。
2H目のリザルトと考察
そんなコンマ数秒を少しずつ削っていく意気込みで走った2H目がこちら。
リザルト
1分31秒232(0.286秒のタイムアップ)に留まり、
A級11位、総合16位/150名中(102.73%)
で、開幕戦に引き続き、2戦連続でのノーポイントとなってしまった。
(総合15位までがポイント獲得できる)
14位が1分31秒124
15位が1分31秒205
と、ポイント獲得まであと一歩及ばなかったという感覚にもなったが、
一方で、
15位以内のレギュラークラス勢(700cc未満の車両を使っている選手)は
予想通り全員29秒台
にのせてきており、
そもそも1H目を終えた時点で29秒台にのせるビジョンが見えていないあたり、
まだまだ土俵にすら立てていないんだな。
と、自身の立ち位置を再認識できた。
考察
今回の走行動画をA級上位選手と比較してみると、
4連270°と2連フリーターンで特にタイムをロスしていた。
4連270°はフルロックに当てて走った1H目と
フルロックに当てずに走った2H目でほとんどタイムに差はなく、
旋回後の加速で遅れているというのが主要因と感じた。
パワー不足という現時点ではどうにもできない点は一旦置いておくとしても、
そもそもエンジンパワーの関係ない1次旋回でも差をつけられており、
その点は要改善。
現状、フィーリング上の課題として、
1次旋回中のフロントの安心感が希薄
という点が、1次旋回で差をつけられている一要因として考えられる為、
そこはセッティングも工夫しながら改善していきたい。
施策案としては下記2つ
・プリロード調整&突き出し調整
・バネレートUP&減衰調整
プリロード調整&突き出し調整
先の走行動画を見てみると、
フロントのプリロード不足により想定よりも少ない加重変化でピッチングが起きている
➡動きすぎるフロントに頼りなさを感じている
と考えられる。
一方で1次旋回から2次旋回への繋がり、回頭性を見てみると、
前後バランスとしてはまだフロントが高いような印象もある。
(先の動画では1分19秒あたりなどが顕著)

ここでフロントのプリをかけてしまうと更に前上がりの傾向が強くなってしまう為、
突き出しも増やすことで車両姿勢を合わせこんでいきたい。
車両姿勢については下記記事参照
加えて、
フロントの1G沈下量(すなわち伸び側ストローク)が多すぎることにより、
細かい切り返しでの待ち時間が発生しているのではないか?
という観点でも、フロントのプリをもう少しかけてみたいところ。
(2連フリーターンも然りだが、動画上では1分33秒あたりが分かりやすい)

伸び側ストロークがもたらす影響については下記記事参照
バネレートUP&減衰調整
プリロードと突き出しの調整だけではフロントの安心感の希薄さが解消しきれなかった場合、
そもそもフロントのバネレート不足を視野に入れるべきと考えている。
先の動画で分かりやすいのは52秒あたり。
本来なら2次旋回に移行するまでしっかりとフロントが入っていて欲しいところだが、
このシーンでは
フロントが路面ギャップを吸収しきれず、お釣りをもらっているような挙動をしている。
恐らくコイルバネと空気バネの反力だけでは荷重に耐えきれず、
オイルロックピースの領域までストロークしてしまっている可能性がある。

フロントはバネ変更だけであれば2万円程度の出費で変更可能だが、
バネレートが上がると相対的に伸び減衰が弱くなってしまう為、
バネ変更に伴って伸び減衰を強めたくなる可能性がある。
しかし、筆者のマシンはフロントに減衰調整機構がついていない為、
減衰調整の手段はオイル粘度調整しかない。
オイル粘度を高くすると、変えたくない圧減衰まで一緒に変わってしまう為、
通常であればリバルビングが必要となってくる。
リバルビングを何度か行い、狙いの減衰力を出すのもアリだが、
せっかくなら減衰調整機構付きのフォークに変更する方が手っ取り早い。
できれば今シーズン中には金銭面での目途をつけて、
バネレートUPと抱き合わせでフロントフォークのフルアジャスタブル化を織り込みたい。
次戦 北陸大会に向けて
上記の通り、走行動画を見返してみるとセッティングの詰めどころもまだまだある為、
「走り込んでタイムの出せるセッティング」から
「2本でタイムの出せるセッティング」への伸び代はまだある。
と言える。
しかし、
逆にライダー側の「コース攻略率」と「再現率」の方の課題感もかなり明白になってきた。
「コース攻略率」と「再現率」の定義は下記記事参照↓
参考にこちらの動画をご覧頂きたい。
この大会では1ペナがついて103.29%でB級2位、総合13位だった。
(生タイムなら102.21%で総合7位相当)
当時はセッティングの成熟度もさることながら、今の何倍も練習に時間を割けていた為、
バイクとのシンクロ率とコース攻略率を非常に高いレベルで維持できていた。
逆に
若さ故の再現率の低さ(ペナや転倒の多さ)が課題だったが…
学生だった当時よりも今の方が金銭的には余裕がある為、
・魔改造スイングアームを導入したり
・公道走行をしない前提でしかできない軽量化をしていたり
・高頻度でNewタイヤを投入できたり
・タイヤウォーマーでしっかりタイヤを温めたり
といった当時やりたくても出来なかったことをできるが故に
当時同等のタイム比が出せているが、
正直、
「どれだけマシンを乗りこなせているか」で言えば、
当時の自分に軍配が上がるだろう。
今後は
バイクとのシンクロ率とコース攻略率を如何に高めていくか
にフォーカスして練習に取り組んでいきたい。




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