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【ジェット変更】VTRをジムカーナ車両にするぞ‼

VTR250

どーも!しゃんばりです!
今日もライテク 図書館にお越し頂きありがとうございます!!

ヤフオクで10万円で購入してきた不動車のVTR250をジムカーナ車両に仕立てるべく、
これまでキャブのOH(オーバーホール)とプラグ交換をしてきたわけですが、
前回の記事でも書いた通り、エンジンはかかったけど吹け上がりが悪いという状況でした。

とはいえ、吹け上がりが悪いだけで、走れないわけではないので、
一旦気分転換にツーリングに行ってきました♪

筆者が以前VTRを所有してたのは2011年~2015年の間。

約10年ぶりに乗るVTRの鼓動感は懐かしくもあり感慨深い。
ちょっと目頭が熱くなるような、そんなヤフオク号の公道初ライドになりました♪

で、乗ってみて感じたのは明らかにスロージェットが薄い症状。
空ぶかしした時の回転の下がりが遅いです。

また、9000rpm以降の高回転域、且つスロットルを1/2開度以上開けてる時にも少し燃欠症状?

総じてジェットが薄目に感じました。

あと、

何よりマフラーがうるさい!!!!!笑

前オーナーはよくこんな暴走族みたいな音のマフラーで通学できてたなw
と、一周回って関心するレベルですwww

一応メインジェットもスロージェットも純正番手であることは確認済みですので、
もしかしたらこの爆音卍卍マフラーの仕業なのでは?と思い始めました。

だってさ、

前回の記事には書かなかったけどさ、

キャブOH終わってエンジンかけようとセルを回したらさ、

マフラーの排気口から水鉄砲みたいに水が飛び出してきてさ、

は!?

って思うじゃん?

で、エキパイのドレインボルト緩めたらコレですからね!?!?笑

もう何も信用できないwwwwww

いや分かってましたけどね?
ヤフオクで売られてる不動車なんてこんなもんだって。

でもさ、

流石にひどくないですかwwwww



で、この旨を先輩事務屋さんに相談したところ、VTRの純正マフラーが余ってるとのことで、
物価明治時代ですか!?ってくらいの破格で譲って頂きました笑

ってなわけで、
ジェット変更の前にまずは百害あって一利なし爆音卍卍マフラーの摘出手術から始めます!笑

早速摘出後の画像をお見せしてしまいましたが、
皆さんこの違和感。お気づきになられましたか?笑

そう

前バンクのエキパイを止めてるナットが固着して、
スタッドボルトごと抜けてきたんですw

まぁこの程度なら可愛いもんですよ。

こちらは中間パイプのバンドです。
あ、もうお気づきですねw

ボルトの頭がないッ!!

いや、すみません。ボルトの頭を飛ばしたのは筆者自身なんです。

というのも、なぜかこのバンドを締結してるボルトの首下が曲がってまして、
ラスペネを吹こうが、インパクトで回そうが、うんともすんとも言わなかったので、
諦めて頭を飛ばしてしまいましたww

逸話ならまだありますよ?

恐らく汎用サイレンサーを無理やりつけたのでしょうね。
サイレンサーステーと車体側とのクリアランスを埋める為に
ジュラコンの丸棒を輪切りにして穴をあけたような自作カラーが入ってました。

勘の良い方ならお気づきかと思いますが、

このカラー、ボルトに圧入されてるんですwww

正確には圧入というより、ねじ切りながら締め込んでいった?

普通M6のボルトのカラーなら、穴の内径はφ6.5とかφ7とかだと思うんですが、
前オーナーはきっと7㎜のキリがなく、6㎜のキリで穴を開けたのではないでしょうか?

で、ボルトでねじ切りながら締め込んでいった・・・と。

いや~コナンもびっくりの名推理です。

真実はいつもひとつ!(キリッ!!



そんなこんなで、たかだか250cc Vツインのマフラー交換ごときに大変苦戦させられたのでした笑

さて、ジェット変更の記事なのになんでマフラー交換の話をこんなツラツラ書いてるのかというと、

前オーナーのDIYの酷さっぷりをお伝えしたかったんです。

というのも、
マフラーを交換してもまだ吹け上がりが改善せず、
なんでなんだろうな~と車体を眺めていたところ。。。

発見したんです。

AIがないことを。。。

あ、AIって人工知能のことじゃないですよ?笑

AI(Air Induction)別名 二次エア装置 とは、
マフラー内の未燃焼ガスにフレッシュエアを送り込み、
マフラー内で再燃焼させることで環境負荷の低い排ガスにする装置

VTRは初代を除く全年式にAIが付いていたはずです。
筆者のVTRも2002年式の為、AIが付いているはずなのですが、、、

AIがついているはずのホースはなんと・・・

The 大気開放

いわゆる「AIキャンセル」や「二次エアキャンセル」と呼ばれるやつですね

ま、普通は大気開放しませんがね!笑



で、重要なのはここからで、
AIの付いていない初代VTRと、AIが付いた2代目以降のVTRだと、純正ジェットの番手が違うらしいんです。

AI有りの場合
スロージェット #35
メインジェット #115

AI無しの場合
スロージェット #38
メインジェット 前バンク:#120、後ろバンク:#115

さてはこれのせいか?

良さげなメクラ栓が見当たらなかったので、一旦ホースをタイラップで止めました。
これでジェットの番手を変えて症状が改善するようなら、良さげなメクラ栓を見繕おうと思います。

ってなわけで再度キャブをばらします!

で、今回用意したのはこちら♪

#120のメインジェットは前バンク分だけあればいいので1個でいいですが、
#38のスロージェットは前後バンク用に2個必要なので要注意!

サクッと組んでエンジンをかけてみると・・・

治ったー!!!!

やっとちゃんと吹け上がるようになりました!!!!

  • キャブOH
  • プラグ交換
  • マフラー交換
  • AIキャンセル(大気開放を塞いで燃調適正化)

ここまでやってようやくまともに吹け上がるようになりましたよ・・・
長い道のりだった笑

とはいえ、
まだフォークがサビサビの抜け抜けで、
まだお世辞にもジムカーナ車両と呼べる状態ではありませんw

実は今月の20日に開催される予定の、長野練に既に申し込みをしてしまっているので、
20日に間に合うように急ピッチでマシンを仕上げなければいけません笑

果たして間に合うのでしょうか!?!?

ということで、次回はフォークOH編!
乞うご期待!!



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